2022/09/16 21:27

今日は、いつもの大自然のエネルギーとは異なる世界に触れてみます。



わたしは、クラシックコンサート専門フォトグラファーとしての活動があります。
コンサートホールでのクラシック演奏会撮影を業務として行っていますが、昨今の業務のウエイトは映像(Video)が大半となり写真オンリーの御用命は減少傾向にあります。
むしろ、主軸はフルオケのVideoのみ、という感覚になっています。
とは言え、
本日もコンサート写真撮影のお問い合わせをいただいており、専門職としての需要は少なくなりながらも消滅していないのだな、と感じています。

わたしに対するイメージは、業務別にそれぞれ、
--- 写真でご縁のある方とは、クラシック演奏会専門カメラマンの人。
--- 映像・動画(ビデオ)でご縁のある方々とは、クラシック演奏会専門のビデオ屋さんのオヤジ。
そして、
--- 過去のカルチャーをはじめ企業様での写真講座・カメラ講習・セミナー等では、写真/カメラの講師・先生。
という感じで接することになります。

それぞれフィールドが異なるので、名刺やwebをご覧になりますと、ます第一声が「手広くやってますねぇ。頭の切り替え大変でしょ?」と口にされることも多いです。


今日のイメージは言わずと知れた【STEINWAY D274】です。

ピアノのイメージ写真といいますと、
web検索で数多くヒットする写真素材販売のサイトが目に浮かびます。

現在では、素晴らしい作品とともにさまざまな素材データが入手可能な時代になりました。
これを個人的に眺めてみて感じること。
それは、
自分が購入するのなら、違うイメージが欲しいかな...?というところです。
もちろんそれぞれの方々の作品は素晴らしいですしオリジナリティ溢れる視点があるように感じます。
ただ、
自分なら違う印象が欲しいよ。という部分、それは当たり前だと思っていますが。
「自分ならば、こんな印象でしょうか。」と感じるものがあります。

その言葉に答えを出そうと、5点の画像を販売サイトへリリースしました。


楽器は、演奏なさる方は言うに及ばす、これは道具という存在を超えた体の一部だと思います。
わたし自身は学生時代を通して管楽器に色々と触れてきましたが、その道には才能がないことを悟り、卒業後にその方面に進むことはありませんでした。
ですが、結局は「楽器のかわりにレンズに持ち替えて」現在の業務があることを考えますと、やはり音楽からは離れられない何らかの繋がりがあるのだと思っています。


幼少期、それはわたしが幼稚園時代のことです。
ヴァイオリンを習いたい!と父親に懇願したことがあります。結果として即座に却下されてしまったのですが。

その理由は、弦楽器というものは大変高い才能(絶対音感)が要求されることや、楽器が高価すぎることなどがその理由でした。
父自身も学生時代からオーケストラ演奏(リスニングの立場)には親しんでいたので、適切な判断だったのだろうと思っています。
(父は昭和ひと桁生まれの人でしたから、学生時代を過ごした田舎ではそうそう演奏会の機会がなく、都会まで足を運んでいたと聞きました。
また、高価で貴重な名演と言われる希少なLPレコードも相当数のコレクションを所有していました。が、大半は1.17阪神淡路で消滅しました。)

幼稚園児時期にViolinを習うこと自体は却下されましたが、学生時代を通して管楽器演奏に親しんだ自分の感覚としては、「幼児期のその瞬間」には、何かの導きがあったと感じています。
夢の中では、過去生でヴァイオリニストとしてイタリアとイギリスで活躍していた時期があった、と、何度かお告げもありました。
(こうした項目が受け入れられない方はスルーしてください)

実は、
この幼児期の「とても自然な天から流れてくる導き」の肌感覚を、現在に至るまで「自分の直感・勘」としてリファレンスにしています。
よく、心の声...といった言葉で語られることがありますが、声なんてまったく聞こえません。

自然に自分の口が自分でないように勝手に言葉を話す。
自然に自分の意識が自分ではないように勝手に結論を導く。
これが、わたし流の直感の判断方法です。

これ以外に、明確に声が聞こえる...だとか、強いパワーで押してくるような印象があるものは大体アテになりません(個人的感覚)。
それは、思考という名のノイズや、よくない存在に取り憑かれているのではと思ってしまいます。



ということで、
いつもここの記事は話題がとめどなく外れてゆくことが多く失礼いたします。

楽器は体の一部。
それは、単に表現の道具として体の一部であるほどまでに一体化することが演奏のパフォーマンスに必要だ。ということなのですが、それ以外にもその存在が持つエネルギーを感じることがあります。
まさに「魂が宿る」のは、これだ!と思っています。
そこに在るだけで強烈なオーラを放つ。と言えば伝わる方には伝わるはずです。

楽器が持つエネルギーは、その所有者(弦の場合は世界規模の財団から貸与されることも少なくありません)の奏法のクセや表現方法、それに音色の特徴など、独自の波長にシンクロしてゆきます。これは間違いありません。
まさに、
目に見えないエネルギーがここにシンクロしているのだと思います。

このように、本来の存在自体、それは製作者・製造者の心が織り込まれた存在であるところに加え、熟練した・磨き上がられた感性を持つ芸術家との相互作用によって極めて大きなエネルギーの塊になってきます。


そんなパワーを感じる、そんなエネルギーを内包した画像データ。
本当に失礼ながら、webの販売サイトではそうした写真素材にお目にかかることは皆無でした。
こうした経緯があり、自分の印象に基づく5点のデータを公開いたしました。

(販売サイトなので失礼申します)
同じ構図で3寸法:XL、L、Mの解像度違いの3点のjpeg画像を一つに圧縮したデータとしてご提供、構図違い5種のイメージです。
同じ構図で大きさ違いの3枚セット、です。

●[寸法]:XL
4672 × 7008ピクセル
●[寸法]:L
2336 × 3504ピクセル
●[寸法]:M
1168 × 1752ピクセル


音楽演奏をなさっている方のご縁は、この場でのつながりは皆無に近いと思われるため、業務コンテンツサイトとしてPRを兼ねて記事とさせていただきました。

02:【縦構図フレームを含まない構図】


03:【縦構図フレームまで含む構図】


04:【縦構図ボケ味を表現する印象】


05:【縦構図ボケ味を表現する印象】


06:【横構図 低音弦が交差するダイナミックな印象】


グランドピアノ内部写真を必要となさる方に届きますように。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。